大阪駅から電車で約50分、神戸・三ノ宮から約30分という好アクセスの林崎松江海岸。海の家が撤去されるお盆以降は、賑やかなビーチから落ち着いたキャンプスポットへと様変わりする。昼間は淡路島、夕暮れどきは夕日が美しい絶景スポットで、アウトドアビギナーならバーベキューやデイキャンプだけでも、十分に非日常を体感できる。実は秋も楽しいビーチの遊び方を紹介しよう。 

■秋のビーチはしっとり落ち着いた絶景スポット

ビーチの東側に淡路島。気候が良いと9月中でも海水浴を楽しめる(撮影:ブラボーマウンテン編集部)

 明石海峡大橋の西側・兵庫県明石市にある林崎松江海岸。夏は海の家が並び、海水浴を楽しむ人々で賑わう公営ビーチだ。東西約400mにわたり広がる砂浜は、淡路島や明石海峡大橋、そして極上の夕日を眺められる絶景スポットでもある。

 明石市が管理する林崎松江海岸のビーチは、入場料・使用料無料。トイレや水道、炭捨て場も整備されている(※バーベキュー等可能区域は海岸の東端と西端のみ。炭捨て場は東端のみ完備)。最寄り駅の山陽電車・林崎松江海岸駅からは徒歩5分、周辺の駐車場も充実しており、公共交通機関でも車でもアクセスしやすい。

山陽電車の林崎松江海岸駅、海の生き物が描かれたタイルがビーチへと誘う(撮影:ブラボーマウンテン編集部)

 真夏は強い日差しが降りそそぐビーチも、秋になると俄然過ごしやすくなる。日中は松林の木陰で読書に耽るもよし、水辺に出て釣りを楽しむもよし。近隣にSUPレンタルやレクチャーを提供する店舗が数軒あるため、海水浴シーズンを過ぎてもSUPやシュノーケルなどのマリンスポーツ客の姿が見受けられる。釣りは、周囲に人がいないことを確認して楽しもう。