■ザック選びのチェックポイント2:背面長が身長に合っているか

実際に背負って背面のフィット感を確かめよう

 多くのザックには背面長によってS、M、Lなどとサイズ展開があり、身長に合わせたサイズを選ぶことが重要。背面長とは、第七頚椎(首の後ろの出っ張った骨)から腰骨までの長さのこと。

 身長よりも大きいザックを背負うと、重心が下がり荷物を重く感じてしまう。逆に身長よりも小さいザックであれば肩や背中が擦れて痛むことがある。行動時間が長くなるほど体への負担が大きくなるため、購入前に背面長を必ず確認しよう。

■ザック選びのチェックポイント3:ショルダーハーネスの形や幅は自分に合っているか

体に合わないショルダーハーネスは痛みの原因になることも

 ショルダーハーネス(ザックを背負うための肩紐)の幅や形はメーカーによって異なり、太く直線状のものから、くの字にカーブしているものまでさまざま。自身の肩幅や筋肉量などによっては、ショルダーハーネスが体に食い込み、腕がうまく動かせなかったり、靴擦れのように痛むことも。

 実際に背負わないとストレスや違和感は分かりづらいため、ネットで購入するのはなるべく避け、実店舗で確かめよう。