■強風に負けないペグの打ち方

 キャンパーの聖地とも言われる、静岡県の「ふもとっぱらキャンプ場」だが、平地に吹く強風に煽られ、テントやペグが破損してしまうキャンパーが多いことから、別名「テントの墓場」とも言われている。

 3月の風が強い春の時期のふもとっぱらキャンプ場で、風速10mと土砂降りの雨の中なんとか耐え凌いだ。その際、テント倒壊を防いだ要因の一つが、ペグの打ち方だった。知っていて損はない、ペグの打ち方を紹介する。

●基本的なペグの打ち方「よい例」

ペグの打ち方【よい例】*角度がわかりやすいように撮影用にあえて深く打ち込んでいません

 ペグを打つときのポイントは、

1. 地面に対して、ペグの角度は60°程度
2. テントやタープの反対側に傾けて打つ

 地面に対して60°くらいの角度で、テント・タープと反対側に傾けて打つことで耐久力が増し、テントやタープをしっかりと固定できる。写真は撮影のため、角度がわかりやすいように深く打ち込んでいないが、実際は引っ掛ける部分が埋まり切らないくらいまでしっかり打ち込む。

●基本的なペグの打ち方「悪い例」

ペグの打ち方【悪い例】

 ペグの打ち方で気をつけたいのは「方向」と「深さ」。ロープが引っ張られる力に抵抗力する力が小さくなり簡単に抜けてしまうのを防ぐために、テントやタープと反対方向に傾けて打ち、ロープを引っ掛ける部分が埋まり切らない部分まで深く打ち込む。

●より頑丈なペグの打ち方「クロス打ち」

抜けにくいペグの打ち方【クロス打ち】

 雨で地盤が緩く、ペグが抜けやすくなったときや、強風吹き荒れるときに使う「クロス打ち」。最初に打ち込んだペグの前に、もう1本のペグをクロスさせて打つことで、地面に接する面が増え強度が2倍になる。

 クロス打ちはペグが倍の量必要になるため、十分な予備のペグを用意する必要がある。

■急な突風にも対応できる準備を!

 天候が変わりやすい山でのキャンプでは安全にキャンプが楽しめるよう、ペグの基本的な知識を知り、状況、条件に合ったペグを使用するのが大切。風対策をして、安全で楽しいキャンプを楽しもう!