■水墨画のような岩と緑、水のコントラスト

 電気バスの降り場についたら、すぐそばの遊歩道から展望台へ。展望台からは、湖と放流中のダムが一望できる。

豊平峡ダム展望台から見えるダム放流(撮影:山崎 舞)

 6月から10月末までは放流が行われており、豪快な水しぶきをあげる様子は必見。

豊平峡ダム周辺は切り立った岩と緑に囲まれている(撮影:山崎 舞)

 また、周辺の岩は「千丈岩」と呼ばれ、緑や水とのコントラストを生み出している。山の空気とマイナスイオンをたっぷり味わえ、家族連れでものんびりと楽しめる景勝地だ。

 緑が色づく9月後半からは、景色が一変。

 北海道でも有数の紅葉の名所であり、赤や黄色の鮮やかな木々と千丈岩の黒さが、まるで絵画のように広がる。その景色を一目見ようと、多くの観光客が訪れるので混雑必須だ。

●豊平峡ダム

・住所:札幌市南区定山渓840番地先
・電話:011-598-3452(豊平峡電気バス)

・URL:http://www.houheikyou.jp/index.html
※営業日時はホームページよりご確認ください