最近のアウトドアブームにより、ショッピングセンターやホームセンター、スポーツショップなどで特設ステージが組まれ、テントギアを見る機会も多くなった。

 しかし、「やってみたいな」と思っても、テントの購入やギアを揃えるのに時間や手間がかかる。もしアウトドアが自分に合わなければ、ギアが無駄になってしまうため、なかなかはじめられずにいる人もいるだろう。

 そんな人は、テントを購入する前にコテージやグランピングがおすすめ。タープを揃えるだけでできるデイキャンプもよいだろう。アウトドアに慣れてから、楽しければテントを購入しても遅くはない。アウトドアな雰囲気を味わえる楽しみ方、コツやポイントをご紹介しよう。

■別荘感覚のコテージ

コテージの横はフリースペースで、BBQができるようになっているところも多い

 キャンプをするときに不安になるのがセキュリティ面。コテージなら家のように鍵がついていることが多く、比較的安全だ。また、冷暖房が完備されているため、季節や天候を問わず楽しめるのがメリット。

キッチンや洗い場がついていることが多いため、中で調理することも可能だ

 特にコテージはプライバシーが保たれているため、小さな子どもがいる場合でも周りに気をつかわなくてもよい。筆者も子どもが小さい頃には夜泣きなどがあり、周りに迷惑がかかるため、なかなかキャンプをすることができなかった。しかし、コテージ泊なら、隣との距離感やプライベートな空間が保たれているため、気軽にアウトドアを楽しめた経験がある。

 また、コテージは自然の中にあるものの建物がしっかりしているため、別荘に来ている気分でアウトドアを楽しめる。虫が苦手な人や衛生面が心配な人は、コテージ泊で楽しむのもありだ。