■「ハードクーラー」のメリットとデメリット

ハードクーラーはちょっとしたテーブル代わりにもちょうどよい(写真:下田真理子)

 「ハードクーラー」は保冷力が抜群で、容量が大きいタイプが多い。発泡ウレタンや断熱パネルなどの断熱材が入っており、2泊以上の連泊にも最適だ。ボディが頑丈で、積載時に軽いものなら上に積み上げられる。また、蓋の開閉が行ないやすく、すぐに出し入れできる手軽さも魅力。

 デメリットは持ち運びにくく、重いこと。保冷力を高める断熱材が厚く、どうしても重くなってしまう。中に物を詰め込むと、さらに重くなるので注意が必要だ。

 ハードクーラーは保冷力、大容量を重視している人に向いている。ファミリーキャンパーや連泊する機会が多い人にもおすすめだ。

■まとめ

 ソフトクーラーとハードクーラーにはそれぞれよさがある。筆者は季節によって保冷力を重視しつつも、シーンに合わせて使い分けている。買い替えや新たに購入する際には、デザインだけでなくメリット・デメリットを踏まえたうえで、自分に合うベストなタイプを選んでいこう。