■マップ表示によるナビゲーションと、GPSで走行ログ表示

筆者は写真の「Garmin Edge 530」を愛用している(写真:田野井 健)

 3~5万円台では、GPSを利用したマップの表示や走行ログの保存、パワーメーターという外部ツールを利用した出力の計測が可能となる。

 マップ表示は、事前にPCやスマホでルートを作成しサイクルコンピューターにデータを送信。これにより走行ルートをサイクルコンピューターに表示させ、道に迷うことなくサイクリングができる仕組みだ。

 また、GPSを利用し走行ログのアプリ表示もできる。これにより、測定区間を走ると自動で区間タイムの走行時間を計測する機能や年間走行距離、友人の走行履歴を見られる。パワーメーターでペダルにどれだけの力が加わったか数値化できる。

クランクまわりに装備するパワーメーター(写真:田野井 健)

 心拍計でも数値化できるが、その日の体調の良し悪し、摂取したカフェイン等の栄養素で心拍の数字が左右され、結果として数値の精度が左右されてしまうことがある。心拍計と併用することで、さらに正確な数値を可視化できる。