■奥入瀬をさらに楽しむ方法!

●その1 送迎バスが走っていない早朝が狙い目

早朝の奥入瀬でプライベート気分を満喫(写真:ブラボーマウンテン編集部)

 早朝はほとんどツーリストがいないため、プライベート気分が味わえる。川のせせらぎと野鳥のBGM、木々の香りに触れ、穏やかな川の流れを鑑賞しながらの朝食は日常では得られない至福の時間だ。

渓流沿いにテーブルが備わっている(写真:ブラボーマウンテン編集部)

●その2 行きは歩いて散策、帰りは自転車で楽々!

貸自転車の乗り捨ても可能(写真:ブラボーマウンテン編集部)

 実際に歩いてみると平坦に感じるが、往路はわずかながら上りになっている。反対に復路はゆるやかな下り坂のため、復路だけ自転車を利用すると快適だ。

●その3 地元のグルメを楽しむ!

十和田湖マリンブルーのアップルパイ(写真:ブラボーマウンテン編集部)

 この辺りの郷土料理と言えば「バラ焼き」である。バラ焼きとは、牛バラ肉と玉ねぎを特製ソースで炒めた十和田市民のソウルフード。バラ焼きも良いが、ボリュームたっぷりのリンゴをサクサクの生地で包み込んだ、リンゴの甘みと酸味が絶妙な十和田湖マリンブルーのアップルパイもおすすめだ。

●施設名 十和田湖マリンブルー

・住所 秋田県鹿角郡小坂町十和田湖休平
・電話番号0176-75-3025

・ホームページURL http://marineblue.jp/

●その4 出発前にやりたい事を決めておく

中流付近でヤマメに出会う(写真:ブラボーマウンテン編集部)

 植物観測なら苔を見るためのルーペ。バードウォッチングなら双眼鏡。釣りなら禁漁区のチェックといった、出発前に下調べをしたうえで、必要な物を持参するとアウトドアがより楽しくなる。

十和田湖を走る遊覧船(写真:ブラボーマウンテン編集部)
十和田湖で巨大なハート雲に出会う!(写真:ブラボーマウンテン編集部)
紅葉時の奥入瀬(写真:ブラボーマウンテン編集部)

 奥入瀬は青森県の山深い場所に位置し、手つかずの大自然が多く残っている。昔は、この地に行くまでには苦労したようだが、今は青森駅や盛岡駅からバスが走っているため、都心からでもアクセスもよい。

 バスから降りると、すぐそこに神秘的な緑の世界への入り口が待っている。奥入瀬渓流はまさにアウトドア初心者におすすめしたいスポットである。