夏キャンプの最大の難点は「暑さ」だ。気温が上がるとテント内がサウナのようにムシムシして、過ごしにくくなる。また、直射日光にあたりつづけることで、暑さのみならず紫外線の影響を受けることにもなるため、対策が必要だ。

 「暑さ対策をしなくてもなんとかなるだろう」と考えていると、熱中症や脱水症状などの深刻な状況に陥り、とんでもないことになる。

 暑さへの対策をすることで、驚くほど快適に過ごせるようになる。夏キャンプで知っておきたい暑さ対策を5つ紹介しよう。

■1. 標高の高いキャンプ場を選ぶ

標高が100m高くなると、気温は約0.6℃下がる

 まずはキャンプ場選び。標高が高いキャンプ場は気温が低く過ごしやすい。それだけでなく、虫も少ないというメリットもあるのでおすすめだ。

 注意点としては、昼間と夜の寒暖差が激しいため防寒対策が必要。また、夜露や結露が発生しやすい点も考慮して、過ごし方を考えておこう。