■正しいサングラス・メガネの選び方

色の濃いサングラスは瞳孔が開いて紫外線を受けやすくする

 サングラスやメガネを選ぶ場合、「紫外線防止効果」のあるものを選ぶこと。適切な方法で使用すると、最大90%の紫外線をカットできる。

 紫外線は正面だけではなく、上、側面、水面や雪などに反射して、下から入ってくることもあるため、サイズの小さいものや顔の骨格に合わないものでは防ぎきれない。

 目の周り全体を覆える、ある程度大きなものか、ゴーグルタイプがおすすめだ。また、色の濃いサングラスだと、視界が暗くなるため、瞳孔(目の中の光をを取り入れる領域)が開き、より多くの紫外線が入ってしまうので注意が必要である。

■まとめ

 日焼けしてからの手入れでは遅い。事前に紫外線対策をしておくことが重要だ。

 「日陰の利用」「紫外線の強い時間帯(正午前後)の外出を避ける」など、普段の行動を意識するだけでも紫外線を防ぐことはできる。やむを得ず日中に外出する際は、長袖長ズボンに、日焼け止めとサングラスを活用して肌と目を保護して欲しい。