■観音茶屋・見晴茶屋までは準備運動
大倉(戸沢公園駐車場)からは「塔ノ岳」の看板を目印に北へ進み、丹沢大山国立公園の看板を横目に登山道スタート。はじめは整備された巻道を中心に樹林帯の中を歩き、一つ目の「観音茶屋」までは約30分程度で到着。
さらに先の「見晴茶屋」まで上がると(約20分)、江ノ島方面の海や平塚市街地の景色が開ける。以降は山頂付近までひたすら樹林帯なので、目に焼き付けておこう。
ここまでは、まだまだ軽い準備運動、服装・呼吸を整えて後半のバカ尾根に備えよう。
■堀山の家からは怒涛の階段地獄
さらに1時間程アップダウンのある登山道を「堀山の家」まで歩くと、岩がゴロゴロ剥き出たガレ場や、いったい何段あるんだとうんざりさせるような階段地獄が待っている。
さすが「バカ尾根」と呼ばれるだけあると納得、体力勝負な面もあり「いつまで続くの……」といった後ろ向きの声が飛び交うようになる。