ルアーで狙うハタ釣りのメソッドが次々と生まれ、近年各地で流行しているハタゲーム。ハタゲームではさまざまなルアーを使い分けて攻略する必要があるため、ゲーム性が非常に高く、またハタ特有の力強い引き味で、多くの釣り人を魅了している。

 ハタゲームで狙えるのは「アカハタ」「オオモンハタ」「キジハタ」の3種。ハタというと根魚で、岩の間に潜んでいるイメージが強いが、種類により好む場所が異なる。そのため、釣り場を選ぶときには狙いたいハタの種類に合わせる必要がある。

 また、ハタ類は釣りやすい季節があり、最盛期なら入門者でも釣果を出しやすい。ハイシーズンなら数釣りにも期待できる。

■ハタ類が狙えるポイントは?

 ハタゲームを始めるうえで最も重要になるのがポイント選びだ。ハタゲームで狙えるハタの種類別に、釣りやすいポイントをみていこう。

●アカハタは、起伏が激しい岩礁帯に潜む

ハタゲーム代表格のターゲットとなるアカハタ(写真:山下洋太)

 アカハタは岩礁帯に潜み、まさに根魚のイメージにぴったりの魚だ。そのため、磯やゴロタがメインポイントになる。また、堤防や漁港でも、海底の地形が変化に富んだポイントであれば狙える。

 アカハタは、エビやカニを好んで捕食している。そのため、カニやエビに似せたクロー系ワームやホグ系ワームを使用したテキサスリグで狙うのが一般的だ。テキサスリグはシンカーストッパー、バレットシンカー、ビーズ、オフセットフックから構成されるリグ。根がかりに強い特徴を持っているため、岩礁帯でのアカハタ狙いではテキサスリグが基本となる。

アカハタ狙いにはクロー系ワームやホグ系ワームを用意しよう(写真:山下洋太)

●オオモンハタは、岩礁帯が絡む砂地を好む

小魚を追いかけて捕食するオオモンハタ(写真:山下洋太)

 オオモンハタは、岩礁帯と砂地が組み合わさったエリアを好む。そのため、磯やゴロタだけでなく、堤防やサーフもメインポイントになる。また、流れがよどんだポイントを好む傾向にある。

 オオモンハタはエビやカニだけでなく、ベイトフィッシュも捕食する。よってクロー系ワームやホグ系ワームに加え、シャッド系ワームも効果的だ。

オオモンハタには小魚に似せたシャッド系ワームが有効(写真:山下洋太)

●キジハタは、海藻が生い茂る岩礁帯や砂地を好む

海藻帯が攻略のキーとなるキジハタ(写真:山下洋太)

 キジハタは、岩礁帯と砂地に加え、海藻が生えているエリアを好む。そのため、キジハタを狙う場合は磯を中心に、堤防、ゴロタ、漁港などさまざまなポイントから狙える。いずれの場合も海藻が多いポイントを選ぶことが釣果を出すうえで重要になる。

 キジハタはエビやカニ、ベイトフィッシュを捕食するため、さまざまなワームで攻略できる。ワームを付け替えながら反応を探ってみよう。

キジハタにはさまざまなワームが効果的(写真:山下洋太)