■虫刺され時、用意しておきたい応急処置グッズ

川や渓流付近ではブヨの遭遇率が高いので特に注意が必要(写真:田芝也友

●ポイズンリムーバー

アウトドアへ行くならもしものために、一つは用意しておきたい(写真:田芝也友

 ポイズンリムーバーは、アブやハチに刺されてしまったときに、毒液や毒針を排出する応急処置グッズ。患部に道具を当て吸引する。刺された直後に使用すると応急処置としての効果がある。

●冷却パック

熱中症対策やねんざや打撲を冷やすのにも使えるので便利(写真:田芝也友

 虫に刺された患部を冷やすことで、かゆみを抑えられる。ブヨに噛まれると、どうしようもないくらいのかゆみに襲われるが、患部を掻きむしると傷口から細菌が入ってしまったり、炎症を起こしてしまったりすることがあるので注意しよう。 

●ステロイド軟膏

 かゆみを抑える効果が期待できるステロイド軟膏。一般的なかゆみ止めだと、時間がたつとまたかゆくなってしまうので、ステロイド軟膏がおすすめだ。

 かゆみ止め効果以外にも、患部の症状がひどくなる前に塗ることで、炎症をおさえられる。虫刺されの応急処置グッズとして1本は持っておきたい。ドラッグストアなどで手に入る。

 虫除けや応急処置の知識や準備をしておくことで、安心してキャンプライフを送ることができる。暖かくなってきたこれからの季節、万全の対策をしてキャンプを楽しもう。