■火起こしに挑戦

割り箸があれば、マルチツールでフェザースティックをつくることもできる(写真:田芝也友

●1.セッティング

 焚き火マットを敷き、焚き火台を組み立てる。周りに引火するものがないか十分に確認する。

●2.薪や小枝集める

 火がつきやすい乾いた枝や、小さいサイズの薪を集めるのがポイントだ。大きい薪であれば、カッターノコギリとマルチツールのミニナイフで、小さくカットする。

●3.火口を作る

 麻ひもをほどいて、火口の準備。その他に燃やすものを準備できれば、着火。

●4. 着火

火の粉が火口につくように、少し手前に置いておくとよい(写真:田芝也友

火の粉が火口につくように、少し手前に置いておくとよい
 火起こしのコツは、よく燃えるものから積み上げていくこと。
下から「火口→麻ひも→枯れ葉→小枝(割り箸)→薪」の順で空気の通り道を作りながらセットする。
 その後、ファイアースターターで火口に着火すると燃え上がる。枝や薪が湿っていると煙がもくもくと出るだけなので、注意が必要だ。

■1000円未満で本格火起こしができる

 100均の道具だけで、本格的な火起こしは可能だ。これだけお手軽に焚き火を楽しめるようになったのは、昨今のキャンプブームが背景にあるだろう。

 毎年新作を発表するキャンプメーカーさながら、100均でもさまざまな新作グッズが発売されている。今後も100均のキャンプギアから、目が離せない。

●「本格焚き火」に使用した7つの「100均」アイテム

1. 商品名:ファイアスターター ショップ:Seria(セリア)
2. 商品名:コンパクト焚き火台 ショップ:Seria(セリア)
3. 商品名:マルチツール ショップ:DAISO(ダイソー)
4. 商品名:FIRE BLOWER(火吹き棒) ショップ:Seria(セリア)
5. 商品名:麻ひも ショップ:Seria(セリア)
6. 商品名:のこぎりカッタータイプ ショップ:DAISO(ダイソー)
7. 商品名:BONFIRE SHEET(焚き火用シート) ショップ:Seria(セリア)