今回訪れたショップさんが輸入代行をしているブランド「MAJESTY(マジェスティ)」の「ADVENTURE GT W VLF」は、比較的お手頃価格なので将来的に短いサイクルでの買い替えを視野に入れるなら、最初の一本として気軽に試せるということでご提案頂きました。柔らかくて乗りやすく非常にコストパフォーマンスに優れるとのことで、気になる方はぜひ店頭で金額をお確かめくださいね。

 「ATOMIC(アトミック)」の「VANTAGE 90」は、ゲレンデもパウダーも求める方々の定番の板。ですが対象が中級者以上なので、これから1年位はちょっと苦しいかもとのことでした。

 「LINE(ライン)」の「BLADE 92」は、凄く柔らかいのにカービングが切れて業界で話題になっているそう。トップが広いのでパウダーでの浮力もあります。

 「ARMADA(アルマダ)」の「RELIANCE 88 C」はゲレンデとパウダーの両方を楽しみたい方向けに出た最新モデル。軽くて柔らかく乗りやすい。

 「ELAN(エラン)」の「RIPSTICK 88 W」も、バックカントリーとゲレンデを楽しめる最新モデルで世界的に人気があるとのこと。こちらも軽くて柔らかく、更にターンの導入がしやすいように左右の板で構造が異なるという珍しいタイプ(同社の特許技術)。

 お話を聞くと今回ご提案いただいた板は、性能的にはそこまで大きな差はなさそうです。長く愛用するうえで、デザインはとても重要なポイントなのでこの先は見た目で選ぶことにしました。私が希望するデザインは、暗すぎないカラーで比較的シンプルなデザインのもの。このなかで気になったのはARMADAとELANです。悩んだ末、ELANの「RIPSTICK 88 W」に決めました!  くすんだ深いグリーンとピンクの組み合わせが決め手となりました。

最後に悩んだELAN(左)とARMADA(右)
こちらの板に決定!  長さは身長と同じ154cm
LEFTとRIGHTの表記があります。裏面にもピンクが入っていて可愛い

■ビンディングについて

 候補にあがったビンディングは、各社そこまで大きな性能の差はないとのことで、値段とデザインで決めて良いそうです。カラーは白も気になりましたが、時間が経つと黄ばんでくることがあるようなので黒に決定。MARKERという定番ブランドの最新モデルに決めたのですが、後日、友人にこの話をすると、将来バックカントリーに行くこと(相当の練習や経験を積んだうえでの目標!)を考慮して、ウォークモード付のビンディングに変更することを勧められました。そこでお店に相談し、バックカントリーのエントリーモデルでもある「TYROLIA(チロリア)」というブランドの「AMBITION 12」に差し替えていただき、取り付け後ついに自宅に届きました!

踵が上がって歩きやすいウォークモードを搭載
こちらが自宅に届いた取り付け後の板。ポールはLEKIのものにしました