■ついにかかった!
通常の釣り竿の揺れ具合を覚えておき、変化があるかどうかを見ておくように、とのこと。見ていたつもりでも「かかってるよー」と船長に言われて気付くこともしばしば。一番最初のタイミングでは、せっかくかかったのにモタモタしている間に魚が逃げてしまいました。
海の揺れとは異なるリズムの「ピクピク!」という竿の動きに気付けたときは喜びを感じます。すぐさま、しかし焦らずにゆっくりと釣り糸をリールで巻き上げていきます。自動巻きリールのレバーはMAXまで倒さず半分くらいところで止めて速度を落としていました。残り1.5mくらいになると自動でリールが止まるので、あとは手で釣り糸を引き上げていきます。この時間が一番ドキドキします。
引っ張り上げてみると、なにやら元気に動く銀色の魚が。なんと、1匹目にソーダガツオが釣れました! 熱海にカツオっているんですね! 素直に嬉しいです。針を外すためがっしりと魚を掴むのですが、弾力に溢れ体の全てが筋肉で出来ているような感触です。
一緒に行った友人は釣りに慣れていて、次々にサバやタイなどを釣り上げていました。人の釣れた魚に拍手して自分の竿を見てないと、船長から「かかってますよ」の声。急いで巻き上げてみると、次はイサキが釣れました!
■今回の釣果
この日は3時間ほどで私はソーダガツオ2匹とイサキ2匹の合計4匹。友人がタイやサバ、カイワリなどを釣り上げ、合計5人で29匹という成果に! 一定の時間釣れないと、藤間さんが次々にスポットを移動してくれて、しっかり釣らせてくれるのです。凄いですね。