焚き火をする時、薪の組み方にこだわっているだろうか? 「煙ばかり出て焚き火を楽しめない!」と困っている方も少なくないと思う。実は薪の組み方で炎をコントロールし、用途に合わせた焚き火を楽しむことができる。今回は、知っているだけでもちょっと自慢できる薪の組み方を3種類紹介する。

■焚き火の前準備

太い薪は割って細くし、焚き付けとして使う。(撮影:BRAVO MOUNTAIN編集部)

 ホームセンターやキャンプ場で買った薪にそのまま火をつけようとすると、薪が太すぎて火がつきにくい。ついたとしても不完全燃焼を起こし煙が出る場合がある。まずは焚き付け用に細い薪を用意しよう。

 焚き付け用という細く割ってある薪を買うか、薪割して火がつきやすい太さにする。そして、着火剤として麻の紐をほぐしたものや「フェザースティック」といった薪をささくれのようにして、着火しやすいものを作って火口を作る。

ナイフで作った「フェザースティック」(撮影:BRAVO MOUNTAIN編集部)

もちろん固形や液体の着火剤を使っても問題ない。