■町営スキー場と侮るなかれ!  小平町望洋台スキー場

夕暮れ時の景色を見るため訪れるだけの価値のある小平町望洋台スキー場
(写真提供:SNOW Freaks https://www.snow-freaks.com/

 札幌市内から高速で約2時間。人口約3000人の小さな町、小平町にあるのが「小平町望洋台スキー場」。全長511m、ペアリフト1基の非常にコンパクトなスキー場だが、海を見渡すことができるスキー場としては一番の絶景といってもいいほど、眼下には日本海の大パノラマが広がる。

 いつでも最高の景色は楽しめるが、その中でもとくにオススメしたい時間帯が夕暮れ時。北海道内スキー場の中では珍しく南向き斜面のため、運がよければ海に沈む夕日を見ながらのスキーが楽しめる。その景色に出合ってしまったときには、きっと滑るのを忘れて見入ってしまうこと間違いなし。

 リフト券が大人1回170円(中学生以下130円、幼児無料)と格安なので、絶景目当てにぜひファミリーで訪れてほしい。

●小平町望洋台スキー場

・住所/北海道留萌郡小平町534-1
・アクセス/車:札幌から高速で約2時間、旭川から高速で約1時間半
・リフト1日券/大人(高校生以上)2500円、小人(中学生以下):1900円

・URL/http://www.town.obira.hokkaido.jp/kanko/detail/00001389.html

■北海道は雪質だけじゃない!  景色も楽しめるスキー場がたくさん

海に囲まれた北海道だからこその景色が、スキー場山頂から広がっている(撮影:TAX)

 サラサラとすくった手からこぼれ落ちる、世界に誇るパウダースノーは北海道のスキー場を訪れたことがある方には有名だが、実は景色も楽しめるスポットがたくさん。海に囲まれた雪国北海道だからこそ出合える絶景を、ぜひ一度体験してみてはいかがだろうか。