日本ほど天然雪に恵まれている国は珍しいのだという。積雪たっぷりでサラサラな雪は海外からも認知され、もう何年も前から欧米やアジア圏から極上パウダーを求めて多くのスキーヤー・スノーボーダーが訪れるようになった。

 これに対して、日本国内ではスキー場へ訪れる人は減少傾向にあり、とくにファミリー層や若者などのエントリー層のスキー・スノーボード離れが目立つ。都心に暮らす人にとっては、スノーリゾートまで足を運ぶことは交通費やリフト券、レンタル料などコストがかかるレジャーと感じてしまうのかもしれない。

 そう考えている方々の耳に入れておきたい、お得なスキー場情報がこの冬は満載だ。ウィンタースポーツのハードルをグッと下げ、家族みんなで楽しめるスキー体験や、長野・新潟のエリアにまたがるスキー場35ヵ所のうち好きな5ヵ所を利用できる共通クーポン券など。ここで紹介するのはその一例だが、お得な情報をどんどんチェックして、冬のレジャーに役立ててほしい。

■7スキー場のシーズン券を小学生以下に無料提供「SNOWキッズプログラム」

子どものリフト券が無料になるのは家計にやさしく家族の思い出は増え放題

 日本スキー場開発では、子どもたちのスノースポーツ参加の機会創出を目的に「SNOWキッズプログラム」を企画。大自然のなかでは、教育的観点から見ても子どもたちの心・体・頭が育まれやすい特別な環境である。そんな雪山でしかできない貴重な体験を、家族と一緒に参加しやすいよう考えられた魅力的なプログラムだ。

 実施しているのは、グループスキー場7ヵ所。共通シーズン券を小学生以下(4歳~12歳)限定で無料提供するという、ファミリーにとって何ともありがたい企画。対象スキー場は、めいほうスキー場(岐阜県)、栂池高原スキー場、菅平高原スノーリゾート、竜王スキーパーク、八方尾根スキー場、鹿島槍スキー場(すべて長野県)、みやぎ蔵王えぼしリゾート(宮城県)と、雪質に定評のあるスノーリゾートばかりだ。なお、キッズプログラムは「メンバーシップ制度」となっており、登録した子どものみがシーズン券を利用できる。

■小学生以下はレンタル料金も50%オフに!

レンタルも割引になるから子どもの雪山デビューがもっと気軽に

 7つの対象スキー場では、メンバーシップ会員証を提示すことでスキー・ボードセットなどのレンタル料が50%オフになる割引特典を受けられる。成長の早い子どもは用具を毎年新調するよりレンタルしたほうがお得。子どものリフト券無料に加え、レンタルまでリーズナブルに利用できるから、ますます子どもの雪山デビューがしやすく、家族で何度も滑りに行けるだろう。キッズプログラムシーズン券は、公式サイトから「キッズプログラムにエントリー」して申し込め、先着15000名限定で無料提供(※申し込み時にシーズン券のカード発行費用に1000円が必要)。募集期間は2021年9月20日~11月30日まで。

●キッズプログラム申し込みサイト

https://www.nippon-ski.jp/kids/