■レシピ1「お茶漬け味」

見た目には米や麦を使ったお茶漬けと変わらず、塩味もしっかりしている

【材料】
オートミール:30g
お茶漬けの素:1包
お湯    :150cc

 耐熱容器に、オートミールと市販されているお茶漬けの素(味はお好みで)を入れて、お湯を注いだら30秒~1分ほど箸・スプーンで混ぜる。オートミールがお湯を吸収するスピードは早いため、柔らかすぎるのが苦手な人は混ぜながら食べ、おかゆのように食べたい人はゆっくり時間をかけて混ぜるのがよい。

 味は使用するお茶漬けの素によって変わってくるが、麦の香ばしさが塩味を引き立ててくれるので、米と同じように美味しく食べられる。

 

■レシピ2「クラムチャウダー味」

欧米の国々で食べられているだけあって、洋風の味付けと相性は抜群

【材料】
オートミール    :30g
クラムチャウダーの素:1包
お湯        :150cc

 こちらもお茶漬け同様、オートミールと市販されているスープの素を入れて、お湯を注ぎながら箸・スプーンで混ぜていく。スープの素がしっかり溶けるまで時間がかかるため、先にスープを溶かしてからオートミールを入れてもよい。

 カレーが好きな人は、カレーパウダーを入れて味変するのも美味。

 

■レシピ3「ふりかけ味」

シンプルな食べ方をすると、オーツの風味がしっかり感じられる

【材料】
オートミール:30g
ふりかけ  :1包
お湯    :100cc

 薄味で楽しみたい人は、先にオートミールをお湯でふやかしてから、ふりかけをかけるのも美味しい。オートミールを容器に入れてひたひたになるまでお湯を注いだら、2分ほど待ってトロトロの状態にすると、やわらかい食感になる。固めの食感が好きなら、100cc以下の湯量でも問題ない。

 そこにふりかけをかけると、さながら「ふりかけご飯」のような味わいとなり、味の濃さも自分で決められる。

 

 今回使用するオートミールの量は30gで統一したが、これはあくまでも1食分の目安であり、お好みで量を変えて問題ない。

 なお、調理する際はお湯をこぼさないため、後部座席などに設置できるモバイルデスクを使うことをおすすめする。極力、平らな場所で調理するのが理想的だ。

 ガスと違って換気の不安は少ないが、ニオイが車内にこもるのが気になる人は、ウインドウガラスを開けて調理することも忘れないようにしたい。