■3タイプの座り心地を比べてみましょう

3タイプに座り比べる著者。不審者っぽい?

 この3タイプの椅子に座った状態を、同じアングルで撮影してみました。

 やはり左のハイバックチェアは包まれている感があり、ゆったりと自然を楽しんでいるように見えます。中央の携帯椅子は、こじんまりとこっそりしている感が出てしまいます。ただし持ち運びが苦にならないので一番出番が多いんです。右はその中間で、椅子を持ち込んで日光浴してる感じが出ていますね。

収納時の大きさはこんなに違います

 やはり、一番上の携帯椅子が圧倒的にコンパクトに収納できます。座り心地が快適な分、ハイバックチェアは大きめです。ここでもキャンプスターは、その中間の大きさです。この差をどう考えるかは、使う人次第です。

乾いた場所で使うなら座椅子タイプも選択肢

 おまけで、アウトドア定番の座椅子「クレイジークリーク」も紹介しましょう。座面を地面に直置きする座椅子型なので、私は地面が乾いている場所に出かける時に持って行きます。備え付けのベンチの上で使えば、背もたれができるので快適です。重量は614グラムと、そこそこあります。

著者が近所に出かける際の荷物の一例。一番左が椅子

どの椅子を選ぶかは、椅子を持って何をしたいのかを考えることが一番重要です。

 私の場合は気分転換の散歩がメインで、合間合間で椅子に座ってアイデアをまとめる作業はあくまでサブ。空き地ですぐに仕事モードに入りたいので、展開が楽な携帯椅子の出番が多めです。煮詰まりすぎて外で仕事をしたい時はハイバックチェア。空き地まで直行して、ネット環境のない場所で仕事に集中できるようにしています。

 在宅仕事(テレワーク)で気分転換と運動にアウトドアチェアを持って外に出かけるのはいかがでしょうか? 気分が乗らずすぐにネットサーフィンをしてしまう時には、ネット環境のないところで作業をするのも手でしょう。

 人が少なく、ちょっとした自然に囲まれた空間は、探してみると意外に近所でもたくさん見つけることができますよ。