●NICKTSUCAM

 登山やキャンプにおいて、焼き物を楽しむときにあれば便利なアイテム、トング。特に、生の肉を持つときなどはマイ箸を使いたくないもの。そんなときに大活躍してくれるアイテムとして重宝されている。しかし、キャンプ用として売れられているものは、片手以上の大きさのものが多く、実際持ち運ぶにしても場所を取るし、そこそこの重さがあるのでできれば持参したくない。そんなアウトドアマンの不満を解消してくれたのが、こちらの「NICKTSUCAM」だ。

 ローマ字を読む限り、英語の商品名と思いきや、実は“肉掴む”と読めるところなど、ニヤリとさせるネーミングも所有欲をそそってくれる。

肉をトングで愛でて食べる

 その特徴は、とにかく軽いこと。123mmの大きさでまさかの9g。これならポケットに入れておいても気づかないほどの軽さ。荷物を軽くしたい登山好きだけでなく、ソロキャンプを嗜む人にもオススメだ。

 素材には、DUPLEXを使用。通常のステンレスの2倍もの高強度を誇り、耐久性、高耐食性も備えている過酷な環境で使用する機会も多いアウトドアにはもってこいの製品となっている。また、反発力も高いため、安物のトングのように使っていくうちに挟めなくなってしまうこともないのは嬉しいところ。

 この大きさと軽さは、箸に慣れていないお子さんの箸代わりにもぴったり。

 調理用カトラリーのひとつとして、入れておけば何かと役立ってくれそうだ。

 

【製品概要】
価格:990円(税込)
サイズ:123mm
素材:ステンレス(SUS821L1)
質量:9g
生産国:日本製

わずか9gなので、重さすら感じさせない

●NABETSUCAM

 アウトドア用のクッカーやフライパンなどにリフターが付いていれば問題ないが、付いていない場合どうするか……。 多くの人がタオルなどで掴んだり、鍋掴み用として売っているやっとこを使うのではないだろうか。

 しかし、タオルは基本汗拭き用として使用することが多く、衛生上の面からも避けたいところ。鍋掴み専用として持参していても、綿などの繊維はタオル自体を痛めたり火傷のリスクもあるため、不向きである。やっとこを使えば安心だが、何より重すぎる。車移動のキャンプでもない限り、本音としては持っていきたくないところ。

 そんなときに活躍してくれるのが、こちらの「NABETSUCAM」=“鍋掴む”だ。素材は、NICKTSUCAMと同様、DUPLEXを採用しているため、強度、バネ性ともに問題なし。

 サイズは20mm×75mmと片手に収まるミニマムサイズにもかかわらず、1Lの水を入れたカップを持ち上げることができる。重量も14gなので、荷物になることはなさそうだ。また、リフター付きのクッカーやフライパンで調理をしたとき、片手では心許ない場合の両手持ちでも活躍してくれるので、こちらもカトラリーアイテムとして常備しておきたい。

リフターがなくても、NABETSUCAMがあれば問題なし

 なお、モノ自体が小さくそれほど目立つアイテムでもないのだが、黒酸化発色によって無駄にカッコ良く仕上げているとのこと。こうした作り手のこだわりに、このアイテムへの愛着と本気度を感じさせてくれるのも所有欲を満たしてくれる要素となってくれそうだ。

 

【製品概要】
価格:1,760円(税込)
サイズ:20mm x 75mm
素材:ステンレス(SUS821L1)
質量:14g
生産国:日本製

こだわりの黒酸化発色が艶かしい
小さいながらも、強度とバネ性を兼ね備えている

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㈱エバニュー

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