■最後の立ち寄り処「前山百体観音」
「牛方宿」の裏手から再び山に入り「塩の道」を進んでいくと、田園が広がる開放的な場所に出て、「つがいけマウンテンリゾート」のゲレンデや北アルプスが一望できるようになる。農道のような歩きやすい道を進むと、「千国越えコース」で最後の立ち寄りスポットとなる「前山百体観音」が見えてくる。
かつては西国三十三番、秩父三十四番、坂東三十三番を合わせたは100体の観音像があったが、長い年月の間に80体ほどになったという。
すぐそばには小さなジャンプ台施設跡があり、そこに置かれたベンチから栂池高原や北アルプスを眺めるのも格別。田園の一部では水芭蕉の群生も見られる。
観音像からさらに進み、車道に出たら栂池中央駐車場を目指すと「ゴール」の標識が見えてくる。駐車場には街道市が開かれ、太鼓の演奏も披露されるなど、とてもにぎやかだ。また、ゴール地点で2つ目のスタンプを押せば「塩の道」を踏破した証にできる。
今年の5月3日にも、また小谷村で「塩の道祭り」が開催される。春の村ではさまざまな花が咲き、水仙の群生や花の色が濃い山桜も見ることができる。祭りの日は、まさにゴールデンウイークの連休中なので、泊まって祭りに参加するのにぴったりだ。
<おすすめルート>
下里瀬 → 千国諏訪神社 → 千国番所跡 → 牛方宿 → 栂池高原
(所要時間:約4時間20分)