宮崎県北部に位置する日本神話の舞台として有名な高千穂町。天照大神が隠れた天岩戸を祀る天岩戸神社や、高千穂神社で毎晩開催される高千穂神楽などが有名だが、なかでも絶景と謳われる大人気スポットが「高千穂峡」である。
本記事では筆者が高千穂峡で体験した人気の「貸しボート」での遊覧体験談とともに、予約方法や駐車場利用の注意点などを紹介する。高千穂峡に興味はあるもののまだ行ったことがないという方はぜひ参考にしてほしい。
■高千穂峡ってどんなところ? 貸しボートって?
高千穂峡は阿蘇の火山活動でできた溶結凝灰岩を五ヶ瀬川が侵食したことでつくられた峡谷だ。エメラルドグリーンの水面と、7kmにもおよぶ柱状節理の断崖は雄大で神秘的な雰囲気をまとっており、日本を代表する景勝地のひとつである。
そんな高千穂峡で体験できるのが「貸しボート」だ。五ヶ瀬川をボートで遊覧する“アクティビティ”であり、高千穂峡の渓谷美を全身で楽しめるのはもちろん、日本の滝百選にも選ばれた高さ約17mの名瀑「真名井の滝(まないのたき)」を間近で体感することができる。
■予約方法と駐車場事情
ネット予約と当日受付があるが、ネット予約を断然おすすめする。当日受付は平日であっても完売するほどの人気。ネット予約であっても販売開始直後にあらかたの枠は埋まってしまう。乗船日の2週間前から予約は可能なので、旅行プランに合った時間帯枠をすぐにでも確保しておくのが賢明だ。
当日の注意点として、高千穂峡では貸しボート利用者の専用駐車場がない。貸しボート受付がある「第1御塩井(おしおい)駐車場」が満車の場合、最大で徒歩25分ほど離れた駐車場へ案内される場合がある。こちらの駐車場は車で高千穂峡を訪れる人が皆利用する観光拠点のため、常に混み合っている。筆者は平日朝9時頃に高千穂峡を訪れたが、滞在した2時間の間、ほぼ満車の状態だった。
2026年2月現在、高千穂峡と3つの観光駐車場を循環する「乗合タクシー」の実証運行が行われているため、乗合タクシーの利用を検討するのも手だ。
なお、筆者は高千穂峡から徒歩15分のホテルに宿泊することで駐車場の懸念を回避した。