■強風対策(3)「タープの使用は無理せず」

風が強い日は、無理にタープを立てないようにしよう。

 楽しいキャンプをするなら、ときには戦略的撤退も大切だ。筆者は初めてタープを使う際、せっかくのキャンプだからタープを使いたい気持ちがあり、強風の影響に苦労し、試行錯誤しながらも1時間ほどかけて設営したのだが、タープが風を受け身体ごと持っていかれてしまい非常に危険だった。上手くポールが立っても、すぐに倒れて体に当たり、痛い思いもした。強風の場合はあきらめることも大事だと覚えておこう。

■無理せず、楽しいキャンプ時間を! 

 春の心地良い天気の中で、お気に入りのギアを広げて映えるキャンプがしたい!  そう思って、キャンプ場へ向かう人も多いだろう。

 しかし、一度強風で危険な目に遭った筆者は、その後のキャンプでは「強風の場合は焚き火やタープの使用など無理をしないこと。そして何より、天気予報などはこまめにチェックし、無理のないようにキャンプを楽しむこと」を大事にしている。 

 ぜひ、皆さんも安全第一で、心地よい春キャンプを楽しもう!