だんだんと暖かい日も増え春の訪れを感じるこの頃、連休などを使ってキャンプデビューしようという人も多いのではないだろうか。しかし、春は強風が発生しやすく、思いがけない危険もある。今回は、そんな強風による危険な目に遭わないための対策を3つ紹介する。
■強風対策(1)「サイトは林間を選ぶ」

魅力的なキャンプサイトは多々あるが、強風対策にはまず林間のサイトを選ぼう。
景色のよさから海側や高い位置のサイトは人気だが、こういった場所は風の影響を受けやすく、風の強い日にはせっかくのキャンプが楽しめないという結果になることも。林間は木々が風から守ってくれるので、春キャンプにはおすすめだ。天気予報なども確認し、風が強くなりそうな日は、特に意識してほしい。
ただし、林間は日陰が多く、気温によっては日陰で寒い時間帯もあるので、防寒対策も忘れずに。
■強風対策(2)「テントの入り口の向きは風下に」

テントの入り口は風下になるように、風の向きを確認しながら設営を行おう。この方向を間違えると、建てづらいうえに、建てた後も入り口から風が入り不安定になったり、最悪の場合吹き飛ばされてしまう危険がある。
特に、山や海のそばでは急に風向きが変わることもしばしば。夜まで安心して過ごせるよう、キャンプ場スタッフのアドバイスやピンポイントの天気予報も使って、今後の風の向きもしっかり確認をしておこう。