群馬県の「川場スキー場」は首都圏から車で2時間足らずで行ける近さと、立体駐車場による到着後の快適さが魅力。ゲレンデトップの標高が1,800mを超える雪質の良さや、全長3,300mに渡るロング滑走も爽快だ。
そんな環境だから、「滑り慣れた上級者向けのスキー場なのでは? 」と思っていたら、それは大きな間違い。おしゃれな専用ラウンジや豊富なランチメニューに癒しのスイーツ、そして写真映えする景観やフォトスポットも揃っているので、女子グループだって思いっきりスキー場を満喫できるのだ。冬の女子旅にぴったりな川場スキー場の魅力を“女性目線”で語っていこう。
■富士山も見える澄んだ空

近くて、雪が上質で、人工降雪機も造設されている川場スキー場は、シーズンを通してゲレンデコンディションが安定しているのがうれしい。10コースが整備されたゲレンデは、谷沿いなどの地形を生かした縦長なレイアウト。リフトで山頂に向かうと雪に包まれた武尊山がドーンと見えてきて、周囲に広がる雪山の景観もとっても幻想的なのだ。

ゲレンデトップからは赤城山や関東平野をパノラマで見渡せる。空気が澄んだ冬は「カワバブルー」と称される真っ青な空が広がり、富士山まで見えることもある。そんな絶景からスタートして、ボトムまで3,300mに渡るロングクルージングを楽しめちゃうのが最高だ。
ゲレンデ内には非圧雪コースもあるけれど、降雪後はあちこちのコース脇にパウダースノーが残っているので、難易度の高い急斜面に行かなくても、「サラサラの雪をちょっとだけ味見」なんて楽しみ方もできる。
■映えるスポットもあちこちに

今季で開場35周年を迎える川場スキー場では、「アニバーサリーフォトコンテスト」を開催。フォトコンテストの開催期間は、2024年12月7日~2025年4月13日まで。「これは良い写真!」として選ばれた作品には、宿泊券等が贈呈される。
川場スキー場にはコースからの眺望をはじめ、ゲレンデや施設内にも映えるフォトスポットが点在していて、あちこちにベストショットを狙える。まずは、立体駐車場からエレベーターでゲレンデの入口がある7階に向かうと、エレベーターホールを降りてすぐのところにネオン管の派手な装飾が設置されている。
意外と気づかれにくいが、実は川場スキー場のロゴマークに使われているのは“イヌワシ”をモチーフにしたもの。このネオン管の装飾もイヌワシをモチーフにしたものだ。

また、ゲレンデ山頂のクリスタルコース上部には、特別なラッピングを施したスノーキャット(圧雪車)を設置。雪に映える鮮やかなラッピングになっているので、背景やアングル、そしてポージングを考えながらベストショットを残そう。
■ショップで35周年のオリジナルグッズをゲット

立体駐車場と一体化したセンターハウス「カワバシティ」には、スキー・スノーボードのギアから小物まで取り揃えた本格ショップや、地元特産品などスキー場のお土産が手に入る店舗まである。せっかく女子同士で出かけたのなら、スキー場でショッピングも楽しんでいこう。
今季は、スーベニアストア「ファンシーショプ」に35周年のオリジナルグッズが登場。Tシャツやパーカー、ポンチョなどのアパレルグッズをはじめ、オリジナルステッカーなどが用意されている。


■レストラン&スイーツに新メニューも登場

川場スキー場では「食」についても力を注いでいて、今季もレストランに続々と新メニューが登場。女子にうれしい料理がますます充実した。
ゲレンデベースの「カワバシティ」内にはいくつものランチスポットが用意され、メインレストランとなる「ティンバーライン」が最もメニューが充実。座席数が多いので広々としたスペースで食事を楽しめ、“映え”を意識したカラフルなメニューも揃っている。また、今季から、横浜中華街の人気店「民生チャーハン」の台湾チャーハンが新メニューに加わった。


カジュアルにランチを楽しみたければ、ハンバーガーやピザが味わえる「Good diner KAWABA」がおすすめ。ハンバーガーは川場スキー場のオリジナル。そしてピザは、神戸で人気の「JESUS PIZZA」による本格アメリカンピザだ。
このほか、展望のよさに定評があるのが、ゲレンデ中腹にある「パノラマハウス」2階のレストラン「POWPOW」。天気が良い日は谷川連峰が一望できるロケーションで、ほっとひと息つける温かな麺料理が充実している。


また、スイーツショップ「ビーチ」では、川場村産のフルーツを使った絶品クレープとともに、奥渋谷の人気コーヒースタンド「good good not bad」とのコラボコーヒーを味わえる。さらにこの冬からは、日本茶専門店「TEA BUCKS」とのコラボティーラテも新登場。休憩のお供にぴったりなメニューはここでゲットしよう。