■家族で楽しいキャンプ時間が過ごせる「3つのコツ」

●遊具やアスレチックがあるキャンプ場を選ぶ

普段は高いところが苦手でも、キャンプ場だと勇気がでることも

 遊具やアスレチックなど体を使って遊べる場所があると、飽きることなく思いっきり楽しめる。はじめて見る遊具やアスレチックは子どもの好奇心を掻き立て、普段できないことに挑戦する気持ちや成功体験を生む。運動が苦手な子も、いつもとは違った環境で遊ぶことは貴重な経験になるだろう。

 ただし、転倒やケガをする恐れもあるので、小さな子どもからは目を離さず大人が付き添うようにしよう。

はじめて遊ぶアスレチックに興味津々

 本格的なアスレチックだと、案外大人も童心に帰って楽しめる。普段なかなか子どもと遊ぶ時間が取れない人も一緒に遊ぶことで、大切な思い出作りになるだろう。

いつもよりダイナミックに遊べるのもキャンプの醍醐味

●一緒にキャンプサイトを設営をする

子どももペグを運ぶ係でしっかりとお手伝い

 みんなで協力してテントを建てることで、キャンプならではの達成感が得られる。一緒に設営を行い、大人が具体的に指示を出す方が協力しながらスムーズに設営を進められる。

 テーブルを組み立てたり、ペグを一緒に打ったり、子どもでもできることを作業として選び、楽しみながらできることが大切だ。紐でつまづいたり、尖ったものを触ってケガをしないように注意を払いながら設営しよう。

●テント内でも楽しめる遊びを用意する

 晴れていれば、外で思いっきり遊ぶのが一番だが、キャンプやアウトドアでは天気の急変も珍しいことではない。雨が降ると、テント内で過ごさなければならないため、雨キャンプでも楽しめるようなグッズを持参しよう。

 お気に入りの本や塗り絵、折り紙やボードゲームなど、テント内だといつもの遊びも特別なものになる。筆者は、少しの空き時間や食事の準備などの待ち時間に遊べるように、図鑑や虫メガネ、お絵描き帳などを持っていくようにしている。暗くなってから、テント内の明かりの下で遊ぶのも楽しい思い出になるだろう。

■色々工夫しながら、家族みんなで楽しいキャンプ時間を

家族みんなで楽しめるよう、いろいろ工夫してキャンプを計画しよう

 「ひまー!」、キャンプに訪れた子どもがよく口にする言葉だが、事前にキャンプ場周辺のリサーチや子どもが楽しめるようなキャンプならではの作業を考えることで、充実した時間を過ごせるはずだ。

 食事の準備や片付けの間といった手が離せないときに、子どもが時間を持て余さずに過ごしてくれれば、親としてもありがたい。

 時間に余裕があれば、キャンプ場周辺のおすすめスポットを訪れるのもおすすめだ。どんなキャンプ場で何をして過ごすのか、事前にイメージしておくと、家族みんなで充実したキャンプ時間を過ごせるだろう。