■代用品4. スタッフサック
荷物や衣類を収納しているスタッフサックを枕に使うという方法もある。中の衣類を出し入れすれば、ちょうどよい高さに調節できる。もちろん、衣類ケースでもOK。
また寝袋を入れていた袋を利用して、中にタオルや衣類を詰めて枕をつくるのもあり。寝袋の袋であれば人数分あるため、大人数での枕の代用におすすめ。ただし、スタッフサックの多くに使われているナイロン生地は、シャカシャカ音がして寝にくいことがある。気になる人はタオルを巻くなどして、対応したほうがよさそうだ。
■代用品5. タオル
ただタオルを重ねただけでも枕になる。家にある枕が合わないときの代用品としても使われることがあり、 “タオルまくら”とも呼ばれている。重ねたり丸めたりすることで形状も変えられ、ふかふかで寝心地もよい。
ただし、枕に使うには清潔なタオルを使用する必要があるため、家族など複数人の枕の代用品にすると、枚数が多くなり荷物になるので要注意。寒い時期はブランケットなどを畳んで代用するのもよいだろう。上で紹介したスタッフサックの中にタオル枕を収納すれば、形が崩れないのでおすすめ。
■持ち物で即席枕をつくろう
キャンプでは枕に必要性を感じないこともあるが、いつも枕で寝ている人は枕がないと寝にくい。特にアウトドアではいつもと状況が異なるため、ゆっくり睡眠をとりたいという人は、アウトドア用の枕を検討したほうがよいだろう。ただ、そこまで必要性を感じないけれど、枕はあったほうがよいという人には、今回紹介したものを枕として使用してみるとよいだろう。代用することで、荷物を増やすことなくつくれるので、ぜひ参考にしてみてほしい。