■知名度に負けない実力! ロゴス「氷点下パック」シリーズ
●驚異的な保冷力! ロゴス「氷点下パックGT-16℃」
夏キャンプでは、耐久性と保冷力のあるハードタイプが便利。そして「0℃タイプ」より「氷点下タイプ」がおすすめだ。
ロゴスの「氷点下パックGT-16℃」は、保冷剤の表面温度が-16℃で、おしぼりや魚を凍らせることもできる。保冷能力をいかにキープさせるかというメーカーのこだわりで、一般の保冷剤の約8倍の持続力がある。飲料の保冷温度7℃をキープできる時間は一般保冷剤では45分程度だが、こちらは6時間。その保冷力がいかにすごいかがわかる。
冷却速度も一般的な保冷剤の8倍というから驚きだ。内容物には植物性天然素材が使用され、表面も抗菌仕様で安心して使うことができる。
ロゴス 氷点下パックGT-16℃
価格/1,155円(税込)
総重量/(約)600g
サイズ/(約)縦19.5×横13.7×厚さ2.8cm
商品サイト/氷点下パックGT-16℃・ハード600g - 保冷グッズ
●「氷点下パックGT-16℃」のデメリット
「氷点下パックGT-16℃」の難点は、凍結にかかる時間。「氷点下パックGT-16℃」の場合、家庭用冷蔵庫で36~48時間ほどかかるので、準備にかなりの余裕が必要だ。筆者は凍結時間が足りず、キャンプ当日、完全凍結していなかったという失敗を何度も経験している。
また保冷力が強すぎるために食材が凍り、すぐ使えないということも。凍らせたくないものには直接あたらないようにするなど、状況に合わせた使い方が必要だ。
●デメリットを改善「倍速凍結・氷点下パック」
筆者が愛用する「倍速凍結・氷点下パック」は、凍結時間が従来品の約半分でありながら一般的な保冷剤と比較し、8倍の保冷能力がある。筆者はMサイズを2つ使用しているが、通常の保冷剤に比べて強力に冷え、その性能は間違いない。
飲み物は、キャンプ場でキンキンに冷えた状態で飲むことができ、冷凍チャーハンもどろどろに溶けることなく持参できる。ただし、凍結時間が半分になっても凍結までには18時間から24時間は必要なため、準備には余裕を持とう。
保冷剤が大きすぎると場所をとられ、入れたいものが入らなくなるのでサイズ選びも重要。クーラーボックスや保冷バックに合わせたサイズを選び、食材の上下を保冷剤で挟み、食材の隙間にコンパクトなソフトタイプの保冷剤を入れて、効率よく使うのもおすすめだ。
ロゴス 倍速凍結・氷点下パック
価格/1,265円(税込)
総重量/(約)600g
サイズ/(約)縦19.6×横13.8×厚さ2.6cm
商品サイト/倍速凍結・氷点下パックM - 保冷グッズ
■キャンプ以外の便利なシーン
「氷点下パック」シリーズは、キャンプ以外でも大活躍。アウトドアスポーツを楽しむ際、手のひらサイズの小さなソフトタイプの保冷剤をハンカチでくるんで首に巻きつければ、熱中症予防になる。20分程度で常温になってしまうため、替え用の保冷剤を数個「氷点下パック」と一緒に保冷バックに入れておけば、定期的に交換して常に冷たい保冷剤を使うことが可能。対象物を凍ったままで保存できる保冷剤ならではの使い方だ。
また、筆者は日々の買い物や友人宅へ、アイスクリームや冷凍食品を持参する際にも通常の保冷剤ではなく「氷点下パック」シリーズを利用している。
■自分のスタイルにあった保冷剤を
暑い夏のアウトドアシーンに必須の保冷剤。ぜひ、強力な保冷効果が期待できる「氷点下タイプ」を活用していただきたい。
凍結時間が長く準備に余裕が必要だが、万一凍結が間に合わなかった時のために、凍結時間の短い保冷剤をサブで準備するなどもひとつの方法だ。
自身のキャンプスタイルに合わせて保冷剤を選び、快適なキャンプを楽しんでいただきたい。