自然の中で日常を忘れて自由な時間を過ごせるのがキャンプの醍醐味。同じキャンプ場に集まる人たちも楽しい時間を過ごしたいという気持ちは一緒のはず。

 だが残念なことに、盗難の被害にあった、見知らぬキャンパーにしつこく話しかけられて困った、という話も耳にする。そこで女子キャンパーである筆者が、キャンプ時の防犯対策として実際に行っていることを紹介する。

■サイトを離れる際は、テントの前に靴を置く

靴をそろえてテントの前に置くことで中に人がいるように見える(撮影:岩井 智佳

 テントサイト設営後にキャンプ場内の散策や入浴などで少しの間サイトを離れるとき、ギアが盗まれはしないかと不安に思うことはないだろうか?

 そんな場合はテントの出入口のファスナーを閉め、出入口の前に靴をそろえて置くと、一見すると中に人がいるように思わせることができる。靴は男性用だとより効果的かと考え、男性用の靴を1足持参するようにしている。

■人感センサーライトをつける

人感センサーライトは夜間出入りする時に足元を照らしてくれるので安心だ(撮影:岩井 智佳

 夕方以降は人に反応して自動点灯する人感センサーライトをテント出入口に吊るしている。防犯意識をもって対策をしているキャンパーだ、というアピールが重要だ。

 また入浴などでテントを少しの間でも離れる際は、先に紹介したようなテントの前に靴を置くこと以外にも、点灯したLEDライトを寝室に吊るしておく。すると中に人がいるように見えて効果的だ。