■憧れのキャンプ場を次々めぐる! ホテルや民泊も利用

4月下旬でもまだ雪が残るニセコのサヒナキャンプ場

 旅の一番の目的は「キャンプ」であったが、さすがに2週間すべてキャンプ泊は体力がもたないので、途中でホテルや民泊も利用した。費用は、キャンプ場は9泊で合計34,100円、ホテルや民泊は3泊で合計60,344円となった。

 キャンプ場は、5か所訪れた。どこも以前から憧れていた北海道のキャンプ場で、ニセコの「サヒナキャンプ場」や、支笏湖の湖畔にある「ちとせ美笛(びふえ)キャンプ場」、富良野の「星に手の届く丘キャンプ場」など、王道だが北海道ならではの景色が味わえるような場所でキャンプを堪能した。キャンプ場の利用料については、1泊約3,500〜4,000円。もちろんキャンプ場によるのだが、本州のキャンプ場より比較的安いように感じた。

 ホテルや民泊については、犬の同伴が可能なところを選んでいるため、少し割高になっている。夫婦2人だけであれば、もう少し金額は抑えられそうだ。

■食費は多めに確保! 外食と自炊、両方を惜しみなく楽しむ

北海道で有名な「炭や」の塩ホルモンをスーパーで購入

 旅中の食事は、外食もしくはキャンプ場で簡単な調理をして食べていた。外食と自炊、あわせて115,434円と想定よりもかかってしまったが、存分に楽しむことができたので悔いはない。

 北海道のスーパーは食材がとにかく豊富で見ているだけで楽しく、自炊はまったく苦ではなかった。とはいえ、あまり手の込んだ調理をして後片付けが大変になるのは避けたかったので、焼くだけで食べられる味付けのお肉や、温めるだけのレトルトスープなどを積極的に取り入れた。

美味しすぎて2回も食べた「星に手の届く丘キャンプ場」のジンギスカン

 行きたいレストランは事前に目星をつけておき、キャンプの合間に外食を楽しんだ。北海道は美味しいものが多いので、食費は多めに確保しておきたいものだ。

■盲点だった「お風呂代」 毎日温泉に入るのは贅沢すぎる

キャンプ場の売店で、その土地ならではのお土産を購入

 入場料がかかるような観光スポットにはあまりいかなかったので、観光費のほとんどが温泉代となった。キャンプ場の近くには魅力的な温泉がたくさんあり、旅の前半は毎日入っていたのだが、途中から意外とお金がかかることに気づき、キャンプ場のコインシャワーで済ませることもあった。夫婦合計で10,900円となった。

 また、そのほかにかかった細々とした費用を以下にまとめる。

・ビデオカメラのレンタル:16,080円

 旅の記録を動画でも残しておきたくて、小型のビデオカメラをレンタルした。17泊分のレンタル料金である。

・動物病院代:10,725円

 愛犬がマダニに噛まれるハプニングが発生。普段から薬を服用しているので大事には至らなかったものの、念の為の薬代とマダニの駆除代(3回分)の出費があった。

・雑費(お土産代、駐車場代、薪代など):29,009円

 長期旅ということもあって、自分へのお土産も多くなってしまった。