■収納ポイント2 テントやタープ、シュラフなど大型道具はクローゼットに収納
使用頻度の低い、テントやタープ、シュラフ、大型ザック、靴などはクローゼットに収納。シュラフは保管袋へ入れ、テントマットも広げることで品質を長持ちさせられる。
大型テントやタープなどは、年に数回しか使用しないため、クローゼットの下段の見えにくい場所に収納している。
登山靴も下駄箱に入れると場所をとるため、洗ってクローゼットに収納。このとき、中敷を立てることで、靴の通気性がよくなり、登山靴の劣化を防げるのでおすすめ。
■収納ポイント3 小物類は引き出しに収納
手袋や帽子、アームカバー、手拭いなどの小物は、まとめて引き出しに収納。ポイントは引き出しを分けるのではなく、一段にすること。これにより小物が一目でわかり、量も管理できる。引き出しがいっぱいになったら小物が増えすぎているサインのため、古いものを処分するようにしている。
■あると便利! 登山道具の室内干しに突っ張り棒
下山して帰宅すると、夜遅くなることが多い。翌日は朝から仕事。朝早く起きてザックの中身を片付けるか、疲れた体で夜に片付けるか、筆者はいつも迷ってしまう。
そこでおすすめなのが、室内干しスペース。突っ張り棒を設置して、いつでも登山道具を乾かせるようにしておく。テント泊から帰宅した後も、シュラフやマット、テントを突っ張り棒に干すだけで、大きな装備が片付く。これだけで翌日の片付けが楽になる。
また、外干しすると、雨でテントやシュラフが濡れたり、風で飛んでしまうリスクもあるため、筆者は室内干しスペースを頻繁に活用している。
テント泊が多い時期は、この突っ張り棒がテントやシュラフ、マットの定位置に。下山して干したまま1週間過ごし、また週末パッキングの繰り返しになる。
■家族がいても、集合住宅でも工夫次第で登山道具は快適に収納できる
筆者は一人暮らしではない。4LDKのマンションに家族5人で住んでおり、自分の収納スペースは限られている。限られたスペースの中でいかに快適に収納できるか考えて試行錯誤した結果が、この方法である。
登山道具の収納に悩んでいるのであれば一度、自分の道具の棚卸しをしてみよう。その上で、飾れるスペースにどの道具を飾って収納するか考えてみよう。筆者は何を飾ろうかと、ワクワクしながら道具をピックアップした。
ちなみに筆者が道具を飾っているのは、玄関の下駄箱の上。筆者の家を訪れた人は一目で、家人の趣味がわかる。