湖畔キャンプに憧れて行ってみたものの「想像以上に人が多かった」「観光地化されていて落ち着かなかった」、そんな経験をした人は少なくないだろう。

 キャンプに慣れてくると、設備の豪華さよりも「静かに自然を楽しめる場所」を求めるようになる人も多い。「せっかく湖に来たなら何かアクティビティもやってみたい」と思い始める時期でもある。

 そこで今回は、都内から3時間以内で行ける“穴場感のある湖”を3つ紹介したい。

 いずれも、

・キャンプ場が併設されている
・湖で釣りが楽しめる
・人が比較的少なく静か
・遊覧船などが少なく落ち着いて過ごせる

 そんなとっておきの場所だ。

 特に湖でのトラウトフィッシングは初心者でも挑戦しやすく、自然との距離をぐっと近づけてくれる遊びのひとつだ。「自然をゆっくり味わいたい人」にぴったりな湖を厳選して紹介する。

■なぜアウトドアには「湖」がおすすめなのか?

 筆者がキャンプや釣りに湖をおすすめする理由を少しだけ述べておきたい。海は開放感がある反面、風や波の影響を受けやすい。川は自然を身近に感じられるが、流れがあるため初心者には少し難しい場合がある。その点、湖は比較的波も穏やか。観光地化された有名な湖でも、岸に沿って少し離れた場所にキャンプ場があることが多い。

 これから紹介する湖は、遊覧船や大型ボートが少ない湖なので、水辺でも落ち着いて過ごしやすいのが魅力。景色を眺めながらのんびりアクティビティを楽しめるだろう。

■東古屋湖(栃木県塩谷町)

東古屋湖のキャンプサイト。湖畔から一段上がった場所にある

 都内から東北自動車道を使用し、2時間程度で到着する栃木県塩谷町の東古屋湖(ひがしごやこ)は、那珂川(なかがわ)水系の西荒川ダムによって形成されたダム湖だ。

 関東圏では比較的人気のあるトラウトレイクで、魚影が濃く、初心者でも釣果を期待しやすい湖として知られている。エサ釣り、ルアー釣り、フライフィッシングと多様な釣り方ができるのも魅力だ。

 キャンプ場は湖畔から一段上がった場所にあり、増水時にも浸水の心配をせずにキャンプができる。朝夕の日の光に照らされた湖面と木々の色合いのコントラストも美しく、湖畔にテーブルと椅子を用意してコーヒーを飲みながら過ごすだけでも贅沢な時間を味わえる。

湖畔にテーブルと椅子を用意してゆっくりしてもいいだろう

LAKE SIDE BASE(塩谷町東古屋キャンプ場)
住所 〒329-2216  栃木県塩谷郡塩谷町上寺島812
電話 090-8728-0195

ホームページURL:https://408.tochigi.jp/spot/spot-111/

※営業日時はホームページよりご確認ください

●【MAP】塩谷町東古屋キャンプ場

■ 湯ノ湖(栃木県日光市)

冬季はスキー場として運営しているキャンプ場。水平な場所にテントを張ろう

 都内から東北自動車道と日光宇都宮道路を使用し、2時間15分程度で到着する栃木県の奥日光にある湯ノ湖は、三岳(みつだけ、みたけ)の噴火で湯川がせき止められてできた自然の美しく静かな湖。周囲約3kmの湖畔を散策しながら景色を楽しめる。

 トラウトフィッシングの人気スポットとしても有名で、明治時代に英国大使館の参事官が放流したといわれているブルックトラウトが自然繁殖している。自然繁殖したブルックトラウトを釣れる場所は本州では湯ノ湖と、湖に連なる湯川のみとなる。

キャンプ場から湖畔まで歩いて1分ほど。朝、コーヒーを持って湖畔を散歩するのも心地よい

 標高が高いため夏でも涼しく、避暑キャンプにも向いている。

 冬季はスキー場として運営しているゲレンデを、シーズンオフの期間キャンプ場として運営されているため、平坦な場所にテントを立てることができれば広々とした芝生が広がる快適なキャンプを満喫できる。湖までは徒歩で1分程度だ。

 朝、カップ片手に散策しながら湖を眺めるのも趣深い。湖面は幻想的で、静かな時間を楽しみたい人に最適といえるだろう。

日光湯元キャンプ場
住所 〒321-1662  栃木県日光市湯元
電話 0288-62-2321

ホームページURL:http://www.nikkoyumoto-vc.com/guide/

※営業日時はホームページよりご確認ください

●【MAP】日光湯元キャンプ場