■山頂に鎮座する武蔵御嶽神社へ。積雪の影響で行けるのは拝殿までだった

 集落を抜け、武蔵御嶽神社の随身門(ずいしんもん)をくぐり本殿を目指す。

本殿へと続く拝殿。雪の影響で入れるのはここまで(撮影:山歩ヨウスケ)

 麓から拝殿までの所要時間は1時間10分。道の脇には多くの雪が残るものの、凍結箇所も積雪もなく来ることができたが、山頂エリアは拝殿までで、本殿や御岳山山頂へと続く道は落雪の危険があることから立ち入りができなくなっていた。

(注)御岳山ビジターセンターの情報によれば大雪から1か月後の3月初旬時点では御岳山周辺の登山道の融雪は進んでいるものの、季節外れの降雪の状況により山頂エリアへは立ち入りが制限される可能性があるのでご容赦いただきたいとのことだ。

■武蔵御嶽神社からは本格的に積雪が残る

 御岳山の周辺にはハイキングルートがいくつもあり、大岳山や日の出山など、近くの山への縦走もできることからバリエーションは豊か。

 今回は天狗岩を経由して、ロックガーデンを周回するコースを歩いたが、ここからは登山道となる。本格的な山歩きを楽しむことができるが、日陰や樹林帯などは凍結箇所や積雪もあり、チェーンスパイクや軽アイゼンの携行が必須だった。

武蔵御嶽神社を過ぎると積雪・凍結箇所が多くなる(撮影:山歩ヨウスケ)