■Nバンの次はボンゴがジジイのおもちゃです

今はマツダのボンゴも仲間入り

 Nバンの次は大きい車を買おうと決めて、最初はハイエースが候補でしたが、いろいろ検討した結果、サイズ的にちょうどいいマツダのボンゴにしました。ボンゴに決めてからは早くて、車を探し始めてから納車されるまで約1か月。このひと月のうちに、改造の内容や室内のレイアウトを考えました。

 改造は内装を剥がすところから始めました。きれいにして錆止めを塗って、床には根太(ねだ)を張ってあいだを発砲スチロールで埋めました。天井にはロードノイズや雨音などを抑える制振シートと断熱材。バックモニターやダウンライトの配線も自分でやりました。

収納棚の蓋は、テーブルにもトランスフォーム

 大変だったのはナビの配線で、何度やり直しても音が出ませんでした。原因は付属のカプラーの接続不良でしたが、買ったばかりの新品がまさか不良とは思わず、突き止めるのに3日もかかってしまいました。同じようなことが起こらないようにと念には念を入れて、配線のギボシ端子はすべてハンダ付けしました。

就寝時はソファーのマットがベッドに。カーテンやクッションカバーの縫製は妻の担当

 ベッドの骨組みは木で作りましたが、たとえミリ単位で測って切ってもできあがりがセンチ単位でずれてしまいます。材料の木が歪んでいるからで、釘で打ち付ければ矯正されますが、骨組みは釘打ち箇所が少ないので矯正しきれないんですね。センチ単位でずれると、ハマるものがハマらなくなるなどあとあとのトラブルの原因になるので、面倒でしたが分解して作り直しました。

 ちなみに、ボンゴの改造の様子も動画を公開中。作業に集中したかったので、動画はカメラを固定し、長回しにしてタイムラプスで見せています。