■NG「登山の服装」3 黒い服

スポーツ用の長袖シャツ。登山には向かないことも(撮影:ブラボーマウンテン編集部)

 ハチが黒いものを狙って攻撃してくるのはご存知だろう。ハチは土の中や木の幹の空洞内、やぶの中などさまざまな場所に巣をつくるため、山の中を歩いていると、知らずに巣に近寄ってしまうことも。とくに春から秋のハチが活発になる季節は要注意だ。

 さらに、夏に黒い服を着るととにかく暑い。ハチ対策だけでなく、熱中症予防のためにも黒い服は避けよう。

■番外編 山スカート

登山用であっても、スカートは避けた方がよい(撮影:ブラボーマウンテン編集部)

 山ガールファッションに憧れる女性もいるだろう。しかし登山では、岩場や鎖場、ハシゴなど、足を大きく動かさないと上り下りができない場所がある登山コースもあるため、避けた方がよい。ひらひらとしたスカートが引っかかるし、下で待っている人の目線が気になってしまうことも。

 登山用スカートは山で動きやすいように作られているが、おすすめはできない。

■登山の服装のNGポイントを押さえて快適登山を!

 「意味が分かると怖い写真」のNGポイント、おわかりいただけただろうか。登山用品店でも「普段使い用」として、黒い服や綿の服などが売られている。筆者のような失敗をしないためにも、新しい登山ウエアを購入する際はこの記事を参考に選んでほしい。

 これから登山を始める方や初心者の方も、適した服装で、安全快適に登山を楽しもう。