6~8月の夏の時期はサーフ(砂浜の海岸)での、キス釣りシーズンだ。水温が高くなり、それまで深い場所で過ごしていたキスが、砂地の浅場に姿を現す。砂浜から狙える白く美しい魚体から「砂浜の女王」と呼ばれる人気の魚だ。

 今回は、ダイソーのルアーロッドとちょい投げ釣り仕掛けで、キスが釣れるか挑戦してみた。筆者は釣りをはじめて2か月ほどのビギナー。サーフの投げ釣りは今回が初めてである。キスが1匹でも釣れたらうれしい。サーフの投げ釣り初挑戦で、キスの天ぷらを作るのを目標にいざ出発!

「砂浜の女王」と呼ばれるキス(撮影:田奈 真知)

■使用ロッドと仕掛けはダイソー

初心者でも扱いやすいダイソーのルアーロッド(撮影:田奈 真知)

 今回使用する釣り竿はダイソーで購入した「ルアーロッド」(1100円) 長さは210㎝。同じくダイソーから「振り出し竿」も販売されているが、ルアーロッドの方がよくしなるので、投げ釣りにはこちらの方が相性がよさそうだ。

扱いやすくコスパのいいダイソーのリール(2000)をセット(撮影:田奈 真知)

 今回のターゲットであるキスは20cm前後と大きいサイズの魚ではないので、ダイソーのスピニングリール「リール(2000)」(550円)を取り付けた。巻き心地もスムーズで、糸絡みのトラブルも少ない。

ダイソー「ちょい投げ仕掛け」のほか予備の針は釣具店で購入(撮影:田奈 真知)

 仕掛けは同じくダイソーの「ちょい投げ仕掛け」(110円)を使用。オモリ・テンビン・針がついたセットなので初心者にも扱いやすい。今回は、予備の針も投げ釣り用のものを釣具店で用意した。使用する際は、テンビンの片方のアームを90度になるように折り曲げ、曲げた方にハリスと針をつける。エサはジャリメ(イシゴカイ)がおすすめ。アオイソメよりキスの小さい口にもかかりやすい。

テンビンのアームは90度に折り曲げて使用する(撮影:田奈 真知)

 今回の投げ釣りで使用したルアーロッド、リール、仕掛けの購入金額を合わせると1760円とリーズナブル。初心者にも始めやすい価格だ。