■登山向きトレランシューズ3選
●OLYMPUS 5(オリンパス5)
価格/2万3100円(税込)
カラー/TAN、NAVY、ORANGE、GRAY/TEAL、BLACK/GRAY
ALTRA社のシューズの特徴は、足先部分がゆったりしていること。自分の指をある程度自由に動かせるように設計されている。とくに、母指球でしっかりと踏み込む姿勢づくりをサポートしてくれる。
なかでもオリンパスシリーズは、登山者の事故を減らすことを目的にイタリアで生まれたビブラムソールを採用。グリップ力の高さに定評がある。歩きやすい足の運び方をサポートし、グリップ力も折り紙付きのため、長時間の登山にもおすすめだ。
●Cloudventure Waterproof
価格/1万9580円(税込)
カラー/Cobalt/Ivy、Ice/Kelp、Black
On社のシューズは、クッション性とグリップ力にこだわった普段履きもできるデザイン性の高さが人気のポイントだ。
なかでもクラウドベンチャーシリーズは、複数のグリップパターンを組み合わせたアウトソールにより、さまざまな地面でも思い通りに走れるように設計されている。さらに、防水性能、通気性能、ストレッチ性に優れており、登山にも向いている。
●SPEEDCROSS 6 GORE-TEX
価格/2万2000円(税込)
カラー/Black/Black/Phantom、Black/Harbor Blue/Rainy Day、Lunar Rock/Black/Sunny Lime
ウィンタースポーツ分野の商品開発から始まったサロモン社。スキーブーツで培った高い技術をトレランシューズにも活かしており、グリップ性・耐久性の高いソールが使われている。
さらに独自技術のワンタッチで着脱できる結ばない靴紐「QUICKLACE(クイックレース)」も人気のポイントだ。「SPEEDCRPSS6シリーズ」は、メンブレンに防水性に優れたゴアテックス素材を使用しているので、ぬかるみにも強く登山にも向いている1足といえる。
今回おすすめ3種を挙げているが、トレランシューズはあくまでもトレイルランニング用。グリップ力やホールド力の点で登山には向かないモデルもあるため、靴底に着目して選ぶようにしてほしい。
トレッキングシューズと比べるとホールド力が低くなるため、しっかりと地面をとらえるように歩く必要がある。足首を捻挫しやすい人は注意が必要だが、トレッキングシューズよりも軽快に登山を楽しめるトレランシューズを、登山のギアとしての選択肢にいれてみてはいかがだろうか。