●その3 LEDランタン
車内ではLEDランタンなどで明るさを確保しよう。筆者は夜中にトイレに行く時のために、前方も全体も照らせる2wayのものが使いやすかった。暖色系のLEDランタンは光りがやさしくGood!
また、LEDランタンは予備も含め、2つ用意するのがおすすめ。充電式と電池式があるが、充電式はランニングコストが安くすみ、電池式は電池があれば使用できるため災害時に重宝するといったメリットがある。両方用意すると安心だ。
吊るすタイプのLEDランタンは、ハンギングベルトやロープを車の手すりに通して利用しよう。こうすると天井から全体を照らすことができ明るい。
●その4 シュラフ&ブランケット
車中泊の寝具はコンパクト性に優れたシュラフがおすすめ。車中泊の夜は思った以上に冷える。
筆者は5月ぐらいに車中泊をした際、昼間は汗ばむぐらいの陽気だったため、油断して薄手のブランケットしか持っていなかったが、夜には真冬に戻ったかのように寒くなり凍える思いをしたことがある。
それからは敷き毛布・シュラフ・ブランケットなど、季節問わず寝具は暖かいものを持っていくようにしている。
また、標高の高いところでは気温が低くなるため注意が必要。標高が100m上がるたびに気温は0.6度下がると言われている。車中泊場所が標高の高い場所ならば、後述する電気毛布などを活用するのも有効だ。
●その5 ポータブル電源
旅の自由度が格段にアップするポータブル電源。1台あれば冬でも電気毛布などで暖かく過ごすことができる。
家電製品を使う際はその製品の消費電力とポータブル電源の電気容量に注意しよう。電力はw、電気容量はwh(1時間で消費する電力)で表されることが多い。
例えば、54Wの電気毛布を326whのポータブル電源で何時間使用できるか考えると、
「326wh÷54w=6.4時間」となり、だいたい一晩使用できることがわかる。(実際には放電などの関係もありもう少し短い場合もある)
このように、使用する家電製品がポータブル電源で何時間使用できるか、ある程度見通しをたてて持っていこう。