ウェアや食糧をはじめとした、登山に必要な装備を収納するバックパック。荷物の出し入れではバックパックを外し、また背負うという動作が必要なため、移動中に小物を取り出すには不便だ。

 これを解消するのが、すぐに取り出せてしまえるという特徴があるサブバッグだ。

 今回はすぐに取り出せてしまえる、バックパックにはない機能性を備えたサブバッグの性能を紹介する。

■サブバッグの特徴

●特徴1 すぐに取り出せてしまえる

 サブバッグに共通している特徴は、装備を出し入れしやすい点だ。撮影や通信で頻繁に使うスマートフォン、食品の開封や調理に使うナイフやライターなど、頻繁に使用する装備を、簡単に取り出せるのはサブバッグならではの特徴だ。

 50L以上の大型バックパックを背負う宿泊登山では、時に20kg近くの装備になることもある。背負うという動作がとにかくしんどいので、サブバッグがあると便利だ。

●特徴2 しまったままにせず無駄なく使える

筆者が登山時にサコッシュに収納している装備(撮影:ブラボーマウンテン編集部)

 登山では移動中に摂取する行動食、汗を拭くタオルなど、頻繁に使う装備がある。しかし、バックパックに入れておくと出すことが面倒になり、気がつけば封を切ること無く賞味期限を迎えた行動食、使われずシワだけが増えるタオルが完成する。

 サブバッグがあれば取り出す動作にストレスがなく、持ってきた装備を無駄にすることなく使える。