■広大な敷地に野鳥も羽を休める緑豊かな「舎人公園」 

東京23区内では最大規模のネモフィラを鑑賞できる舎人公園

 足立区の「舎人公園」。広大な敷地は都立公園のなかでもトップクラス。最寄り駅となる日暮里・舎人ライナー「舎人公園」駅は公園のど真ん中にあり、ホームからは360度、緑の囲まれた公園を見渡せる。

  公園の西側は陸上競技場や野球場、テニスコートなどスポーツ施設が集まり、舎人公園駅を挟んだ東側は大きな池もあり、自然を鑑賞する絶好のスポット。

池のまわりには遊歩道や東屋も整備されている
自然豊かな舎人公園にはさまざまな野鳥も訪れる

 ■東京23区内では最大級のネモフィラに癒される

足元は一面のネモフィラの青に染められる

 一葉桜などまだ桜も楽しめる舎人公園。たくさんの野鳥も集まる大池を過ぎると、青く敷き詰められたネモフィラが視界いっぱいに広がる。その規模は東京23区内でナンバーワンと言っていい。

 春になり色鮮やかとなった新緑とネモフィラブルーのコントラストは、時間が経つのを忘れてしまうほど見入ってしまう。時おり吹く風に小さなネモフィラがいっせいに揺れる姿は、波寄せる海辺にいるかのように錯覚してしまうほど。

桜とネモフィラの共演も残りわずか

多くの人を魅了する舎人公園のネモフィラ

●施設概要

舎人公園
〒121-0837
東京都足立区舎人公園1-1
TEL 03-3857-3427
開園時間:常時開園
入園料:無料

●MAP

 

 一気に満開を迎え、あっという間に散っていく桜に少し寂しさを感じつつも、足元には色鮮やかな青い絨毯がひろがっている。SNSなどでアップされる絶景は意外と身近で楽しめるもの。初夏を思わせるほどに暖かな日が続く東京。春の日差しを浴びながらネモフィラブルーの海におぼれてみてはいかがでしょうか。 

 

出典:公益財団法人東京都公園協会