■標高139.6mとは思えない360度の絶景が広がる御旅山

御旅山山頂付近
御旅山山頂から手前に見えるのが黒田官兵衛が住んでいたとされる国府山城址。奥は姫路市街地

 御旅山は山頂付近から草原になっており、360度の眺望が楽しめる山。とても標高139.6mの低山とは思えない、迫力ある絶景が広がる。

誰が置いたか? 御旅山山頂にある家庭用の立派な椅子
御旅山山頂の桜には、少しふくらみ始めたつぼみ

 山頂の道標には、標高が四捨五入され、140mと表記されていた。国土地理院地図では139.6mなのだが、そんなアバウトな感じも好印象だ。

御旅山山頂から瀬戸内海を望む。春の海は独特の雰囲気がある
眺望がよい御旅山登山道

 すれ違う登山者は、散歩感覚で御旅山に訪れている地元の方が多く、なかには「今日は2回目の登頂」という地元山ガールもいた。そして出会う人は口をそろえて、眺望のよさを自慢する。本当に地元で愛されている山のようだ。