■おすすめその3 薬石の湯 瑰泉

石和温泉の湯を利用した温泉施設「薬石の湯 瑰泉」(撮影:瀬川あずま)

 富士山エリア・河口湖ICから車で40分ほど、中央道一宮・御坂ICから10分で着く石和温泉郷のほど近くに位置する「薬石の湯 瑰泉(かいせん)」。入館料2200円で24時間以内の滞在が可能(深夜2時に滞在の場合は深夜料金+1100円)。贅沢に施設を堪能できるのが、瑰泉の魅力だ。

 石和温泉の湯を利用した多くの湯船、岩盤浴、リラックスルームなど、数種類のお部屋が用意されており、入館料のみで、全て楽しむことができる。温泉に何度でも入れるため、岩盤浴と温泉を行き来するなど、他の施設とは違った楽しみ方ができる。

広さのある薬石ドーム(岩盤浴)のお部屋(写真提供:瑰泉)
薬石ドームよりさらに暑い薬石室(写真提供:瑰泉)

 瑰泉の特徴といえば「石」である。山梨県は宝石の産地として知られている。瑰泉では、至る所にこだわりの石が使用されている。

 初めて利用した際にたくさんの宝石と、施設の内装などから、幻想的な雰囲気に魅了された。筆者は休日に昼から夜まで10時間ほど施設内で過ごすことも珍しくない。

 瑰泉の雰囲気と温泉に癒され、疲れを取るのが、休日のルーティーンとなっている。

男性の露天風呂にはお守り効果の高い鉱石・世界最大級「レッドジャスパー」が使用されている(写真提供:瑰泉)
女性の露天風呂には愛と美の象徴とされる「紅水晶(ローズクォーツ)」が使用されている(写真提供:瑰泉)

 目でも楽しむことができるのが、魅力の温泉である。一度訪れて、その雰囲気を感じてみてほしい。

料金
大人・中学生以上 2200円(税込)
3歳〜小学生 1100円(税込)
幼児(2歳まで)無料

薬石の湯 瑰泉
住所:〒406-0032 山梨県笛吹市石和町四日市場1679
電話:055-262-1830

URL:https://www.yu-kaisen.jp/※営業日時はホームページよりご確認ください

■冬の山梨観光は富士山と温泉を楽しもう

 富士山といえば、山梨県を象徴する観光スポットである。前述した通り、冬でも多くの方が訪れている。観光ついでに、山梨の素晴らしい温泉を楽しんで頂きたいと思い、記事を執筆した。

 今回紹介したのは、筆者が特におすすめしたいと感じた温泉である。どの温泉を訪れてもクオリティに満足して頂けるのではないかと思う。

 まだまだ寒い季節が続く。冬の観光に、富士山と山梨の温泉はいかがだろうか。