■食べ歩きが楽しい「おかげ横丁」

「おかげ横丁」の中にはさまざまなグルメが立ち並び、いつも賑わっている(撮影:菅沼とわこ)
牡蠣など期間限定で出店される旬のグルメもある(撮影:菅沼とわこ)

 伊勢神宮内宮から続く「おはらい町」の中ほどにある「おかげ横丁」。入り口には大きな招き猫と灯籠が立ち、いつも多くの人で賑わいお祭り会場のよう。伊勢の名物や特産品などを中心に所狭しとお店が立ち並び、歩いているだけで気分が高揚する。

 しっかり食事ができる飲食店もあるが、ワンハンドメニューのお店も多く、ビールやフレッシュジュース片手に食べ歩きしながら散策するのもおすすめ。期間限定で出店される旬グルメもあり、何度足を運んでも新しい発見がある。

●おかげ横丁

・住所:三重県伊勢市宇治中之切町52
・電話:0596ー23-8838

・ホームページURL https://okageyokocho.com/ ※営業日時はホームページよりご確認ください。

■冬が旬! 鳥羽浦村の「牡蠣」を満喫

鳥羽浦村の牡蠣小屋を紹介する「牡蠣MAP」(画像提供:鳥羽商工会議所)

 冬に旬を迎える牡蠣。この時期、鳥羽浦村ではたくさんの牡蠣小屋が立ち並ぶ。なんといっても魅力的なのが、焼き牡蠣食べ放題の牡蠣小屋。網の上にぎっしりと並べられた牡蠣はなかなか見られない光景だ。

 店舗ごとに値段は異なるが、おおよそ2500~3500円とリーズナブルな点も嬉しい。旬のグルメを心ゆくまで楽しめる。なお、食べ放題の店は事前予約制となっている。

●伊勢志摩の牡蠣小屋

・住所:三重県鳥羽市浦村町

・ホームページURL https://www.iseshima-kanko.jp/feature/uramurakaki ※営業日時は各店舗にご確認ください。

■ラッコと飼育員さんのやりとりが話題!「鳥羽水族館」

飼育員さんとラッコのかけ合いが話題!(撮影:菅沼とわこ)
巨大なセイウチのショーは迫力満点!(撮影:菅沼とわこ)

 飼育されている生きものの種類数が日本一、全国で唯一ジュゴンに会える水族館、「鳥羽水族館」。鳥羽に来たら、必ず立ち寄りたいスポットだ。

 各種生きもののお食事タイムやアシカショーなど、イベントも豊富で老若男女問わず、一日中楽しめる。

 特に衝撃的なのは、巨大な体を持つセイウチのパフォーマンス。その巨体が目の前を通るだけで一瞬ドキッとするが、距離の近さから特有の匂いや息遣いも感じられ迫力満点である。

 また、鳥羽水族館は全国でわずか2ヵ所となった、ラッコが見られる水族館でもある。ラッコのお食事タイムで見られる飼育員さんとラッコのかけ合いが「とにかくかわいい!」と各種メディアで話題になっており、こちらも必見。投げられたイカを上手にキャッチする姿や、飼育員さんのサインに合わせてポーズする姿に癒されたい。

●鳥羽水族館

・住所:三重県鳥羽市鳥羽3丁目3-6
・電話:0599-25-2555

・ホームページURL https://aquarium.co.jp/ ※営業日時、入館料はホームページよりご確認ください。

 伊勢周辺には、志摩など今回は紹介していない魅力的なスポットが他にも多く存在する。二千年もの歴史を感じながら、常に進化し魅力を発信し続けるこの地にまだ訪れたことがない人も、過去訪れたことがある人もぜひこの時期足を運んでほしい。

 

※この記事の情報は2022年12月現在のものです。内容が変更される場合もありますので、最新情報はリンク先のHPでご確認ください。