■手のひらサイズの「ちょこっとストーブ」

コンパクトなサイズ感が魅力の「ちょこっとストーブ」(撮影:瀬川あずま

 最後に紹介するのは、アイディア商品の「ちょこっとストーブ」。アウトドアで火を扱うことが、これほど小さな道具で可能とは、想像もできなかった。使用方法も簡単。折り畳んでいる部分を扉のように左右に開くと、「脚」と「土台」部分ができる。

広げても非常にコンパクトなサイズ感(撮影:瀬川あずま

 燃料は、固形燃料を使用する。今回は、同じくダイソーで販売されている固形燃料を使用している。

ダイソーから販売されている固形燃料は110円(税込)で3つ入り(撮影:瀬川あずま

 このアイテムの特徴は、横10cm×縦6.7cmのサイズ感。キャンプに限らずアウトドアシーンでは「使用時の利便性」と「移動時の収納性」が天秤にかけられる。いくら便利なものでも、大きい・重いなど、移動時に手間をとりすぎるものを使用することは、現実的ではない。だからこそ、この「ちょこっとストーブ」が注目されている。

 同じように火を扱うシングルバーナーと比べても、圧倒的にコンパクト。もちろん用途の違いは多少あるが、炊飯や湯沸かしであればこのアイテムで問題ないだろう。

黒メスティン×ちょこっとストーブで炊飯(撮影:瀬川あずま

 まさに「ちょこっと」なアイテム。徒歩キャンプ、バイクでのキャンプなど、より荷物の軽量化をはかりたい場面では、大活躍間違いなしのアイテムである。

■今後のダイソー商品も目が離せない

 今回紹介した商品は、タイトル通り「一生使いたい」というほど、筆者が感銘を受けたアイテムばかり。キャンパーであれば、ぜひ使用していただきたいアイテムなので、気になるものがあれば、手に入れてみてほしい。

 数年前からアウトドア関連の商品が増えたダイソー。来年以降も利便性とコスパを兼ね備えたアイテムを多く販売してくれるのが楽しみだ。