■イベントを開催するきっかけはSNS 代表:小濱潤平さん

「VANCAMP JAPAN 」代表 小濱潤平(写真提供:小濱潤平)

ーー開催するきっかけをお聞かせください。

 「4年前からキャンプで車の中で寝るスタイルをしていたんですが、当時はやっている人が少なかったんです。コロナになり、キャンプが人気になり始めた頃から同じように車で寝ながらキャンプする人たちが増えてきました。そんな中、SNSで繋がっている同じようなキャンプスタイルをしている人たちと一緒にキャンプをする機会があって、「車中泊をしてみたい」「キャンピングカーを作りたい」と思っている方に向けて何かできないかという話になり、イベントをやっていこうってなったんです」

自然の中でクルマに宿泊する「バンキャンプ」(写真提供:小濱潤平)

ーーバンキャンプの魅力について教えてください。

 「魅力はいっぱいありますけど、手軽にキャンプに行けたり、自然を感じたりできるのが一番の魅力かなと思います。キャンプに行って設営が面倒だなと思うときに、テントを張るのか、張らないのかの選択ができるよさもありますね。「バンキャンプ」って、バンライフから派生した、キャンプの新しいスタイルみたいなものだと思っていて。「バンキャンプ」っていうスタイルがもっと浸透して、バンライフがしたい!  ではなく、バンキャンプやりたい!  って最初に思ってもらえたらうれしいですね」

■メディア出演多数!  DIYしたおしゃれな車が話題に。逸見真央さん

「VANCAMP JAPAN」運営者の一人で、アウトドアフリーランスの逸見真央さん(撮影:ブラボーマウンテン編集部)
DIYにハマり、自作した自宅の家具や内装(写真提供:逸見真央)

ーー車中泊をするようになったきっかけを教えてください。

 「コロナでキャンプ場が閉鎖されるようになって、家の片付けをするようになったんです。その時に、こんな棚があったらいいな。と思ってDIYで棚を作ったら、DIYにハマって家具を全部作るようになりました。全部の家具を作り終えた後、どうしようかな〜。って考えてたときに、SNSでDIYしたおしゃれな車に乗ってキャンプしている人たちを見つけて、僕もできそうってことではじめました」

逸見真央さんこだわりの内装「朝ご飯セット」(撮影:ブラボーマウンテン編集部)

ーー車へのこだわりはありますか。

 「運転席のすぐ後ろにある「朝ご飯セット」が気に入ってます。見せる収納にすることで、キャンプの時などで取り出しやすく、片付けしやすいようにしました。車中泊しているうちに気になったところを作り直しているんですが、便利なのでここは作り始めた時から変えてないですね。」

■未経験でも車中泊を楽しめるイベント

 各々によってカラーやインテリア、車種などスタイルがあり、展示会に来ているかのようでおもしろかった。車中泊やキャンプが好きな人が集まり、車中泊を始めてみたい人や同じ趣味を持つ仲間ができるアットホームなイベント「泊 in the 車」。次回の開催にも期待だ。

●イベント名「泊 in the 車」

所在地:神奈川県綾瀬市小園1035-1

HP:https://www.instagram.com/normo_ayase_garage/