●暑さ対策のできるキャンプサイトを利用する
夏キャンプは、下記のような暑さ対策のできるキャンプサイトを利用することが重要だ。
・日陰のあるサイト
・標高の高いサイト
・近くで川が流れるサイト
日陰のあるキャンプサイトで直射日光を避けるのがおすすめ。タープで直射日光を防ぐことができるが、日陰にタープを設営することで、より気温の上昇を防げる。
標高の高い位置にあるキャンプ場では、標高が100m上がるにつれて、気温が0.6℃下がるため、涼しく過ごしやすい。また、近くに川が流れるキャンプ場なら、水遊びで体温上昇を抑えることができるのでおすすめだ。
●設営、撤収の時間を考える
炎天下でのテントやタープ設営は思っている以上に体力を奪われる。そのため、設営や撤収の時間を最低限にするため、普段使い慣れたテントやタープを使うようにしよう。または設置のしやすいワンタッチテントであれば、作業が楽。
特にビギナーはテント設営に時間がかかってしまうため、あらかじめイメージトレーニングをしたり、動画などで設営手順を確認しておこう。
また、あえて日中は最寄りの室内施設で過ごし、朝方や夕方の気温が高くない時間帯に設営するのも効果的だ。
熱中症は誰にでも起こりうる症状なので、他人事として考えてはいけない。これまでの予防策を実践し、熱中症リスクを最小限にすることで、夏キャンプを快適に過ごせるだろう。