■針は2本針を使用する

 針は必ず2本針を使用する。3本以上針を付けることは禁止されているし、1本針も認められていない。

■釣り竿は1本のみ

 ぶっこみ釣りなどでは複数の竿を置き竿にしておくのが普通だが、ヘラブナ釣りでは竿は1本のみ。ヘラブナ釣りの各大会でも予備竿の持ち込みは認められているものの使用は1本と決められ、予備竿を外に出しっぱなしにしてはいけない、予備竿は竿袋に収納するといったルールが徹底されている。

■釣り場ごとに異なるルールを事前にチェックしておこう

基本的なマナーさえ押さえておけば子どもでもヘラブナ釣りは楽しめる(写真:戸松慶輔)

 釣り場によって変わるルールもたくさんある。

 それは使用するエサやウキからオモリまでの長さ、使用する竿の長さなど多岐にわたる。ただこうしたヘラブナの管理池ごとのルールについては、各釣り場にレギュレーションが記載されているのでそちらを参考にしてもらいたい。

 これからヘラブナ釣りを始めてみようと考えているビギナーや、経験者でも初めての釣り場では注意事項をよく確認してからヘラブナ釣りを楽しんでもらいたい。