利尻島は北海道北部の有人島。利尻富士町と利尻町の2つの町からなり、中央には標高1721mの利尻山が位置している。雄大な利尻山や海に囲まれた立地で、アウトドアが満喫できる島だ。

 本記事では利尻山で楽しめるアウトドアやトラベル情報を紹介する。

■利尻島とは

利尻島では上品な出汁がとれる利尻昆布が名産(画像提供:利尻島観光ポータルサイト)

 利尻島の人口は令和4年4月時点で4197人。その内訳は利尻島の東側に位置する利尻富士町が2276人、西側の利尻町が1921人となっている。

 島の周囲は約60kmで、中心部には日本百名山にも数えられる利尻山がそびえる。利尻昆布やウニなどの海産物が名物で、夏の時期にはエゾバフンウニ、キタムラサキウニの2種類のウニが楽しめる。

■利尻礼文サロベツ国立公園

 利尻礼文サロベツ国立公園は、利尻山、礼文島やサロベツ原野などからなる日本最北の国立公園。利尻山はこの国立公園のシンボルともいえる存在。

 利尻島からフェリーでアクセスできる礼文島は、高山植物の花畑が観察できる自然あふれるエリア。礼文固有種となるレブンアツモリソウなどが鑑賞できる。